やぐらに洗った布を干す作業。晴れた日には、次から次とこの作業が続く。やぐらには、若い男性が梯子を伝って登り、やぐらの上からロープを下ろし、布をかけて引き上げ、て広げる。
リヤカーに洗った反物を付けて屋ぐらの下に
運び、数人でおこなう作
業である。
|
晴れた日には、白と染め上げた反物が風に翻り、鮮やかな風景になる。 |
すでに染上がった浴衣地を干している。
今日は、仕事納めで反物の数は少ないが、広い空間に所狭しと反物を掛けるようになっている。
|
|
中川染工場の入り口。石造りの土蔵があり、奥のやぐらが染物工場であることを伺わせる。 |
田川沿いに工場があり、裏手の風景である。
風が通り涼しさを覚える。 |
田川の下手の風景。 |
田川の上手の景色。右手から、水量豊富に流れている。 |
まだ、若手の女性でこの春に入社したばかりとのこと。ベテランの方々とは異なるが、真摯に取り組んでおり、若い方の感性
で、新しいものをこの先作られてゆくものと思う。
型付けの防染糊を付ける作業。 |
注染の作業。熟練の女性であり、手際良くこなされている。
|
伊勢型紙と言われる、染用の型。水に浸し洗われて、次に使われる。 |
手ぬぐいも浴衣も型染めの繰り返しであり、その繰り返し点を揃えるのが、難しく熟練度を要求される。
|
注染の作業中。こちらの女性もこの春に入社したばかりの方であるが、汗だくだくで取り組んでおられた。
|
型付けの作業。
|
染めたものを水洗いする作業。機械化されており、昔は、女性の手作業だったとのこと。
|
|
倉庫内に巻きとられた反物が積んであるが、この後、右のように手ぬぐいの幅に揃えて1枚ずつハサミで裁断される。これらも手作業である。 |
|