下野・会津・津軽地方に連綿と伝わる匠の技術がつくる 手仕事・伝統的工芸品、民芸品 専科
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武者絵の里大畑
元禄8年(1695)創業/創業320年
三代目大畑耕雲(大畑英雄)
下野手仕事会々員
大畑家は、もともと紺屋を営む家であり、元禄8年(1695)創業といわれる市貝町でも有数の旧家である。
江戸時代末期頃から武者絵を手掛けるようになり、耕雲を名乗ってから英雄氏で三代目となる。
 

〒321-3412
栃木県芳賀郡市貝町田野辺








・・・・手仕事専科では、”和美との生活”を提唱しています。・・・・
大畑家は、もともと紺屋を営む家であり、元禄8年(1695)創業といわれる市貝町でも有数の旧家である。江戸時代末期頃から武者絵を手掛けるようになり、耕雲を名乗ってから氏で三代目となる。耕雲氏は、男四人兄弟の末っ子であったが、大畑家を継いだ。伝統工芸技術の修得には、「石の上にも三年」の諺のように長年の辛抱がつきまとう。しかし、武者絵幟の場合には、なんといっても絵心がなければならない。そういう意味では、「耕雲氏はこどもの中では、一番絵がうまい」と父力三氏(二代目耕雲)にいわしめ、適任と言える。-隋想舎「下野の手仕事」より-
私が、那須ビューホテルの企画担当の頃は、お互い30代でもあり、若い衆のような関係であったが、耕雲氏は、現在、下野手仕事会会長をつとめ、手仕事会のリーダーとして、重責を担っておられる。この度の”手仕事専科”の構想について、ご相談させていただいたが、親身にお話を聞いて、他の会員の方々にも一堂に説明する機会を作っていただいた。これからも手仕事の環境は引き続き厳しいが、少しでもお役に立ちたいと願っている。

三代目大畑耕雲氏
-略歴-
昭和22年 栃木県芳賀郡市貝町に生まれる
       幼少より父、力三(無形文化財技術保持者、
      2代目耕雲)に 師事 し今日に至る
昭和51年 栃木県立美術館にて昭和天皇皇后両陛下御前にて武者への
      実演を披露
昭和61年 栃木県伝統工芸品指定
      市貝町無形文化財認定
      アメリカ、ロサンゼルスにて実演
      (ジャパンEXPO86)
平成3年  フランス・アヴィニヨンにて実演(アヴィニヨンフェア)
平成4年  栃木県選定保存技術者に認定(栃木県第1号)
平成7年  アメリカ、ロサンゼルスにて実演(ジャパンEXPO95)
平成9年  フランス・パリにて実演(日仏工芸展)
平成11年 アメリカ・インディアナ州にて実演(文化工芸団として、
      武者絵披露)
平成16年 栃木県伝統工芸士に認定
平成21年 フランス・アヴィニヨンにて実演(サド侯爵邸にて) 

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【種類】
 武者絵額  武者幟(小  掛軸
 鐘馗  武者幟(中)  
 水墨龍虎幟  武者幟(大)  
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三代目耕雲の作品紹介   
   

 
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