下野・会津・津軽地方に連綿と伝わる匠の技術がつくる 手仕事・伝統的工芸品、民芸品 専科
赤べこの製造工程 ※資料提供:荒井工芸所 

 赤べこは、会津地方に伝わる伝統民芸品です。
 会津地方では牛の事を「べこ」ど呼んでおります。今より1,200年余年程前会津柳津円蔵寺建立の際巨大なる材木運搬に使役された牛馬が嶮路の為数多く倒れました。最後迄働き通したのが赤色の牛 、その赤色の牛にあやかる様子供の誕生には「ベコ」の如く重荷に耐えて壮健であれと赤ベコを御祝いにしました。福満虚空蔵の福牛、厄病除の玩具として親まれて参りました。昭和36年度年賀切手に荒井工芸所の赤ベコが採用され皆様に知られる様になり今や会津のシンボルになっています。

            

のり付け 
※和紙を6枚重ね貼りをします。
2  型造り 
※6枚重ね貼りした紙で型に押し付け成型します。
乾燥させる
   
  
   
  
 3 型切り
※カッターで切り 型を取り出します。
背貼り
※切った部分を再度和紙で貼り付けます。 
   
  
   
5  白塗り 
※全体を白で塗ります
乾燥後もう一度白で塗ります。
6  赤塗り 
※全体を赤で塗ります。
   
  
   
  
7  絵付け
※黒・赤・金で絵をつけます。
8  仕上
※胴におもりをつけた頭部をつけ完成です。
 
  
 
       
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