赤べこは、会津地方に伝わる伝統民芸品です。 会津地方では牛の事を「べこ」ど呼んでおります。今より1,200年余年程前会津柳津円蔵寺建立の際巨大なる材木運搬に使役された牛馬が嶮路の為数多く倒れました。最後迄働き通したのが赤色の牛 、その赤色の牛にあやかる様子供の誕生には「ベコ」の如く重荷に耐えて壮健であれと赤ベコを御祝いにしました。福満虚空蔵の福牛、厄病除の玩具として親まれて参りました。昭和36年度年賀切手に荒井工芸所の赤ベコが採用され皆様に知られる様になり今や会津のシンボルになっています。