・大麻の糸資料
                            ¥1,340
 ■商品コード S-32024■
 

●大麻から、糸のできるまでの資料          注文(メール)

※価格は、8%消費税込の価格です。

精麻の状態から布になるまでの工程
■繊維の加工
 ①績麻まるき(精麻を束ねる作業)
 ②赤水をとる(繊維の荒汚れを取る工程)
 ③麻打ち(繊維間に残る不純物と膠質を落とす作業)

■大麻糸作り
 ④手がらみ(打麻を小分けする作業。単位は、「ひとかさ」)
 ⑤麻裂き(打麻を細く裂く作業。単位は、「ぽっち))
 ⑥糸績み(繊維の天地を揃えて凌ぎます)
 ⑦ぶんぶん(いと来るまで撚りをかける作業。たんに紡ぐともいう。)
 ⑧くるわの裂き直し(撚りをかけた糸を糸棒に巻き直し向きを揃える。)
 ⑨ノリ付け(縦糸にフノリをかける作業)

■大麻
 ⑩はたへい(経糸の製経)
 ⑪筬通し(経糸を通す)
 ⑫おまき(製経した経糸をおまきに巻きつける。)
 ⑬機におまきを乗せる。
 ⑭かけ糸掛け(糸綜絖の地機は編み物の要領で下糸をかけます。)
 ⑮くだまき (杼に収める経糸を糸車でクダに巻きます。)
 ⑯くだき(クダ炊きの意で、⑮で巻いた経糸を鍋で煮ます。糊は、小麦粉)
 ⑰織り始め(寒さの緩む春先にかけて)
 ⑱織り
 ⑲完成(織りの終わりは、「キリシネ」といい地元のお不動さんなどに奉納します。
 ⑳雪晒し(朝、水に漬けた布をかた雪上に晒します。7~8会作業を繰り返します。)

福島県会津地方の大麻布織りの工程。
大麻草は、畑に生えている時は、「あさ」、繊維になると「お」と呼びかたが、変わります。
              
                               文 大麻博物館
 高安淳一