・朱 手塩皿                 ¥1,300
 径11.7cm×高3.6cm
 ■商品コード A-02110■
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香の物などを盛る小さく浅い皿。
◇手塩に用いたことから。手塩は、古くは食膳の不浄を払う意味で、また好みで用いるために
小皿に少量の塩を盛ってそれぞれの食膳に添えたもの。
小さいけれど、使いみちは無限大!
お手塩皿は、直径6〜7センチの小皿のことで、昔の人は「おてしょ」と呼んでいました。
お塩や醤油を添えるのに 使ったりするのが一般的ですが、ちょっと視点を変えれば、 色々な使いみちがあります。
小さいけれど、その使い方は 無限なのです。

写真は、会津地方を代表する郷土料理【こづゆ】
 
正月や祝い事などの冠婚葬祭や、お客様が来たときのもてなし料理として、必ず作られるといっていいほど
伝統的でかつポピュラーな郷土料理です。
食材は内陸にある会津地方らしく乾物が中心で、
ホタテの貝柱をだし汁に戻し、ほぐした貝柱に豆麩、ギンナン、一口大に刻んだサトイモ、ニンジン、
しらたき、シイタケ、キクラゲ インゲンなどで、
北国なのに濃い味付けではなく、薄口にするのが特徴です。

始まりは江戸時代後期から明治初期にかけて、会津藩の武家料理や庶民のごちそうとして、広まったそうです。
今では「こづゆセット」とか言ってお土産コーナーなどでも売ってます。
あと、この器、写真では普通の朱塗りのお椀に見えるかもしれませんが、お椀よりも底が浅く、お椀とお皿の中間みたいな、形状です。
その為に、あまり量が入らなく、訪問先では「おかわり」をするのが、昔は礼儀だったと聴いた事があります。