創作リングの工程(鍛造指輪)
銀細工は、大きく2種類の製作方法が、知られています。鍛造で創る一点ものと鋳造でいくつもつくれるロストワックス製法です。
創作銀工芸青野信夫では、鍛金と彫金技法で造られます。

6mm指輪の製造工程
 


●バーナーで銀平角材を焼き鈍して柔らかくする

●素材を芯金棒に通して丸める

●木槌で叩いて切り口をピッタリ合わせてフラックス(酸化防止剤)を塗る
     

●バーナーで熱してロウ付け(溶接)する

●ロウ付け後(酸化して色が黒済んでいる)

●酸洗いしてフラックスを除去すると共に酸化した銀表面も綺麗にする
     

●芯金棒に通して金槌で叩き真円→サイズ合わせする

●指輪の角を削って甲丸形状(粗削り)にする

●甲丸を細密ヤスリで仕上げて綺麗にする
     

●甲丸形状を更に仕上げて整える

●細目の斜めラインを細密ヤスリで削る

●磨き上げて完成