[組子のある風景]
遠く鎌倉時代に発祥したとされる「組子」。
釘や金具などを一切使わず、木だけで繊細な紋様を描きます。
こどこまでもアナログな、伝統技術がおよそ800年たった今も愛され続けるにはただ守られているだけではありません。
時代とともに、人とともに、しなやかに変化してきたからこそです。
「伝統」とはただ古に形をとどめるためのものではなく時代、人々、日々の暮らしの中で磨かれていくもの。
そうした日々の重なりが、やがて伝統とよばれていくと、考えています。
職人の作る組子は人のためのものです。
確かな職人の技と、変わらない想いがあります。
だからこそ、時代とともに流れることができます。
伝統に「変われる」強さを。
伝統にとらわれず、伝統を活かす。
これらは、職人の想いであり、手仕事専科の想いでもあります。
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